れですも色々

何とか起動ーVine Seed化+続き

最新kernelとアップグレードパッチを当てたVineLinux2.6r3をSeed化してみました。

今までも何度か挑戦しましたが、その度に玉砕。
詳しくは判りませんが、ものすごーく根本的なものが欠けていたのでしょう。

#Seed化というのは比較的古いと云われているVineのパッケージの中身を最新版に追従させる・・と私は思っています。

但し、無事に起動できた「だけ」ですのでどこかに何か間違いもあるかもです。

Vine公式サイトhttp://www.vinelinux.org/の
2004年2月28日付けまでの最新kernelとパッチ(apt-get dist-upgrade)が全て当たっている状態から。
XはKDE3.1.5相当でした。

1. /etc/apt/sources.list に以下を追加。
rpm http://vinelinux.org/~daisuke 26-Seed/$(ARCH) main

2. apt-get update ; apt-get dist-upgrade

3. rpm --rebuilddb

4. /etc/apt/sources.list に Seed の apt-line を追加。

5. apt-get update ; apt-get upgrade ; apt-get dist-upgrade

6. 必要に応じて task-gnome, task-gnome-devel 等を入れる。


上の1~6までは2chのVineLinuxスレを参考にそのまんま実施。

「うまく upgrade できなかった時の原因を判断するため、tee などを使って
upgrade 時の標準{出力,エラー}をファイルに残しておくことを推奨。 」

上の表記は意味が判らなかったので放置(;´Д`)

再起動してみましたらバージョンがVine3.0になっていました。
liloの表示も色合いも何だかかっこいいです。

但し、うちの環境ではさほど時間はかかりませんでしたが、ネット環境やマシンによっては時間がかかるかもしれません。

全部で1時間弱でした>所要時間

Pen3 800MHz,256MBなマシンです。

続き、ここから。

勇んで書いたはいいけれど「tee」を放置していたら早速しかPさんちとここのBBSでそのださんにお教えを戴きまして。

コマンドの出力結果のログが欲しい時に使うのね。
shやbashを使っている場合は
(command) 2>&1 |tee (output file)
とすると(command)の出力が(output file)にコピーされる・・・と。

ついでに
cshやtcshの場合は
(command) |& tee (output file)になると。

ほぉほぉ。

次は。
Seed化する前のXはKDE(3.1.5)だったのですが、無事Seed化して起動できたはいいがXはGnome2.4になっていました。

以前のバージョンよりは見かけは嫌いじゃあないですが、やはり慣れたKDEにしたい。

でもデスクトップを右クリックしても、ログアウト画面にしてもXを切り替える処には辿り付けませんでした。

んで。

あっちこっち検索の旅へ。

流石本家のVineのサイトにありましたね。

#setwm kde

#startx

でおーけーのはずが。

最初の#setwm kdeと打ったところ、何やら書いてあります。
ロックをかけているので、そのファイルを削除しなさい・・・と読めました。

ちゃあんとパスも書いてあったので、そこにあった確か.x0ほにゃららなファイルを削除。

もう一度#setwm kde
そして#startx

一瞬画面が黒くなってびっくりしましたが、無事におなじみのKDEなデスクトップが出てきました。

ふぅ。

#teeの解説の中でパイプ(|)を使っているのはここ(楽天)の表記に正式な書き方ができないと叱られる為です。

本来は|の真ん中が切れた記号です、念のため。



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